英語の勉強法は人それぞれ違うはず
英語の勉強法は、たくさん出回っています。選ぶこちら側もかなり混乱してしまいますよね。
英語の勉強法は、いったいどれが優れているのでしょうか?一番良い勉強法で英語を勉強したいというのが、あなたの望みですよね。
ただ、あなたが望んでいる答えが、万人にとって最善の英語勉強法であるならば、きっと永遠に見つからないと、私は思います。
重要なことは、あなたにとって最善の勉強法を見つけるということです。
たとえば英語の単語を覚える場合、ある人はオーディオ教材で、耳で覚えないと英単語は使えないという人がいます。
一方で、1秒に1単語を見て何度も繰り返し覚えるべきだ、という人もいます。
いやいや、やはり昔ながらの書きながら覚えるのが一番だ、という人もいますよね。
正直に言いますと、どの勉強法も素晴らしいのです。なぜなら、その勉強法がしっくりくるという人が、かならず存在するからです。
書いて覚えるのは非効率だから、見ながら覚えるほうが絶対に良い、と考えて全員にその方法を進める人がいます。
それは、その人にとってその方法がぴったりだったというだけで、万人にぴったりの勉強法ではないでしょう。
見ながら覚えるという方法は、とてもよい方法ですが、それが自分に合ってない方法の場合は、効果はとても小さいです。
ですから、まずは自分に合った勉強法を探すというところから始める必要があるのです。
でも、そんな方法を見つける時間がもったいない、という意見が聞こえてきそうですね。しかし、自分にとって無駄な勉強法をいつまでも続けるほうが無駄な時間ですよ。
あなたにとってぴったりの勉強法を見つければ、勉強の効果は著しく向上するはずです。
それに確認する方法は、それほど難しいものでもないですよね。書く方法が得意か、聞くのが得意か、読むのが得意か、それぞれ試してみるだけです。
もちろん、英語の目的が会話を自由にしたいという場合は、会話の練習が必要ですから、耳を使った勉強というのは、絶対に必要です。
だからと言って、書くことを放棄したり、読むことを放棄する必要はないですよね。
自分にとって効率のよい方法は、すべて取り入れてしまえばよいのです。
そしてもう一つ重要なことは、やっぱりこの方法って、自分に合っていないかも、と思った場合、まじめな人ほど、他の方法を試すことにためらいを感じます。
しかし、違う方法をためすということは、自分の可能性を広げる素晴らしいチャンスです。
もちろんあれもこれも試してみて、中途半端になるのはよくありません。
中途半端を避けるためには、自分ひとりで勉強するのではなく、仲間を作って勉強するということが、一つの解決策です。
仲間と切磋琢磨しあうのであれば、いろんなことに手を出して中途半端になることも少なくなります。なぜなら、相手よりも成長したいという気持ちが生まれてくるからです。
相手よりも効率的に学びたい、という気持ちをお互いに持てば、相互作用でともに伸びていくことができます。
英語に限らず勉強する場合には、仲間と一緒に行いたいものです。人数は大勢である必要はありません。気の知れた2~3人で努力しあうという構図が、一番効率的ではないかと思います。